そつぎょうろんぶん

卒業論文の季節になりました.というか発表も近いです.研究の進度が芳しくなく,私も気苦労が絶えません.助けてください.
といっても私はみてるだけだけど.

工学はEngineeringであってScienceではない.Scienceの立場からは見つける事が目的であり,Engineeringでは使う事が目的.分野によっては若干科学と被る部分もありますが,工学といえば応用つまり使う事が目的だと思います.

その観点から卒論指導にあたると現実問題として無理がある.主に研究の背景や基礎知識の欠落がどうしても埋められないのです.
プログラミング技術やアルゴリズムであったり,数学的な知識,数式の表現,卑近なところで,文章作成技術,発表の方法などなど.
しかしながら,研究ではありますが教育という側面も持っている卒業研究においては,これらの部分を補う事はやはり重要ではないかと思うようになりました.

それにどちらかと言えば私は基礎の方が好きだったりしますし:p
基礎に力を入れて,今年の卒業研究進んでないんじゃないとどうしてもいえない私でした.